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お邪魔します。昨日は、感想を書くつもりが、なぜか質問に代わってました。(ハートマークが・に化けてるし・・・)涙涙です。 「星を仰ぐもの・上」は、アップされるのを待つ事にさせてもらいます(早めのアップを期待してま〜す。無理言ってま〜す。)何処かに、無いかと探してるんですが、無いですね〜。 「星の翼」では、ヒルダさん、宅の子に爪の垢下さい状態です。同じ15歳でなんとゆう違いございましょう。この時期にヒルダさんの、政治家として資質が、講座に参加する事によって飛躍的に伸びた。と、言う事ですかね。この段階に至るまでに、伯爵の影響たるや、いかばかりか、とも思われます。伯爵自身それなりのセンスが無ければ、アドバイスやら出来ないのは、当たり前として、・・では、なぜパパさんは、貴族連合に名を連ねようとしたか?“貴族として云々だから”では、答えに成らないはず。パパさんにも、ゴールデンバーム王朝は、もうダメな事分かってたたはずなのに??・・・こう思えて、「はず」が多い・・・あっそうか、と、爵位を持っていると言う事は、柵が有ると言う事か。この時の正義は、権力者が、行う行動であって、人としての正義では無い。パパさんは、それで悩んだか?で、ヒルダさんに言われて決心つけた。と独り成っとく。(また、感想から外れてる。)エ〜、ヒルダさんトッテモ可愛いかったです。外見だけ可愛くしてブリッコしてる女の子は、全然可愛げ無いと思います。やっぱり性格ですよ。ヒルダさんの忠告やらアドバイスやらを、素直に受け止めるとこが、もうたまりません。宅の子になって〜。政治家としての資質は、このときから伸びたとして、戦術は?「皇帝とわたし」で、ラインハルトと戦術シュミレーションなさってましたが、何時の間に習得したの?戦術家としても、かなり出来る様ですし。政略家の、ラインハルトが、戦術もすごいから、ヒルダさんも、戦術が出来るって事??? しっかし、ゲルタさんは、強すぎませんか?足の骨、複雑骨折させる大佐と互角にやり合えるなんて、ちょっと女性としては、あり得ない強さでソレドウヨ・・。ちょっと宅の子には、無理が有るかも、怖いです。知り合いぐらいなら何とか行けるかもしれないです。ゲルタさんからの、お断りの返事が聞こえてきそうですが。彼女は、今後どうなるのか、酷い怪我でしたね、痛そうです。巨額の資金は、どう利用するのか、楽しみです。 ここで一言、・・領収は、¥一円(1帝国マルク・現在はオイロ・テェンツ)から、お願いします。 「え〜、いっさい記憶にございません。」(古)では、もう通りませんぜ、おハルさん。このご時世、お金の流れは、透明にせねば。日本の政治は、どこに向かっているのか?関係有りませんでしたね。 1人だけ、トムのツボにハマッタ人物がいるんですが。 え〜、なにそれ・・・と、引かれそうな人物です。 なにげに、大物かもと思っています、鈍いだけかもしれませんが、毒キノコ君なんです。ラインハルトとの言い合いも多いですよ、しかも、よくジライを踏んで怒らせてるし。(マッシュルウーム頭の襦子の台詞には、思わず吹き出してしまいました。)ラインハルトに、睨まれて恐れをなすのが、普通の人みたいですから。しかも、出てくる場面では、重要な役回りが多く 遣り込められても、殴られても、すぐ復活して出てきます。死んじゃうまでわ。「こりた」と、言わせたのもたぶん毒キノコ君だけだと思いますが。すごくタフな毒キノコ君、すごいと思いません。毒がつ付いてなければ、ラインハルトの元、美味しい役回りが(道化として)期待できたかもしれない。と、ビッテンフェルトよりも、美味しいコメントを、ラインハルトに言わせる事が出来るかも。ロイさんほどでは、無いとしても。どう思います?又しても、感想に成ってない・・・平謝り。 |
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悪いことは言いませんから、ヒルダを我が子にするのはどうか……と。ある日、いきなり朝帰りの後に『お母さん、わたし、この方と一緒に宇宙を征服することにしたの(ハァト)』などと紹介されたりしたら、かな〜り心臓に悪そうです。と冗談はさておいて、『星の翼』後書きにも書きました通り、ヒルダもまたラインハルトに劣らぬ天才級の頭脳の所有者であって、まったく『普通』の並の人間ではないのだ、と思っています。天才は天才だけに、途方もない人生が用意されているもの。身内に持つには我ら凡人には荷が重いというのが正直な感想です。 マリーンドルフ伯爵とヒルダの関係は……『出藍の誉』というのは言い過ぎで、そうですね『白砂糖は黒砂糖からできるんだよ(秋山真之)』あたりでしょう。伯爵の限界は黒砂糖の限界。でも白砂糖とは紙一重。紙一重を超えられるかどうか、それが天才と普通人の違いというものだ、と。 ちなみに『星の翼』の中でヒルダが読んでいる本『スン・ツー』は中国史上最大の戦略家とされる『孫子』のことです。スン・ツーの作戦計画37番目……つまり、『三十六計逃げるに如かず』ですね(笑)。15歳にしてヒルダは戦略・戦術の本にまで手を出しているんです。……『皇帝とわたし』までお読みとは、これはうっかりしたことは言えませんね。政治が軍事と切り離されているべきだなどという議論が成り立つのは日本だけで、『戦争は政治の継続』が国際的な常識であり、『政治の介入で戦争に負けるのは、介入が悪いのではなくてそれは政治そのものが悪いのだ』ですから、政治を志向する人間が戦争学を修めるのはまったくの当然の事と、ヒルダも理解していたということですね。戦争学というものが完全に経験学としてのみ成立するわけですから、歴史と戦史を深く学ぶのも政治を志す者としては当たりまえのことなわけです。この意味で、戦史研究科を士官学校から廃止した自由惑星同盟は実に愚かです。この辺にも、自由惑星同盟の国家としての末期症状が見て取れます。 フレーゲルくんの『マッシュルーム頭の孺子』はOAVを見た感想からです。どう見てもマッシュルーム・カットですしね。口の悪いラインハルトが、「何だ、あのマッシュルーム頭は」などと罵っていても全然不思議ではないだろうと思い、そう呼ばせてみました。道化役は少々気の毒でしたし、『リップシュタットの晩鐘』ではほとんど彼に関するエピソードに触れる余裕はありませんでしたが。 ああ、そうそう……ハァト・マークはいわゆる機種依存文字というやつなので、こういう掲示板やメールでつかうとたいてい・に化けます。(ハァト)と書いて下さると良いです(ハァト)。印刷してしまえば問題はないんですけれどね。 炊き込みご飯、毒キノコはいけません、いけません。 |
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こんにちは、読みおえました。やっとこです。一言で言えば、楽しかった(・・)もうそれしか有りません。駄菓子菓子、「フロイデンの蝶々」と「星を仰ぐもの・上」が、冊子で読めてないなんて・涙涙・です。どなたか、譲って下さいとは、申しません、貸して下さい、トムにお慈悲を・・・。(ほんと〜は、欲しいけど・・・) 猫屋様、「木漏れ日・・・」冊子配布されるようになりましたら、一冊オーダーしますので、宜しくお願いします。 さて、猫屋様に質問です、「ツインミルキー・・」で、アレク殿下 の妹、クリスティアーネちゃん、ちらっと出てますよね。とゆうことは、アレク以外の男子とは、ヒルデガル太(仮名)くんですか?他サークルさんでやってた設定でラインハルトが念願だった。ヒルダに似た男の子か、双子が欲しいと言ってたヒルデガル太。双子の片割れは、ラインハルトに内も外もそっくりな、ラインハル子(仮名)ですか?ついでに、「輝かしき日々」で、キルヒアイスを襲撃して成功させる事ができるあの双子、キルヒアイスJr.1号(仮名)・キルヒアイスJr.2号(仮名)書かれてますよね確か、その後4人の子供達には、正式に名前が付いたんですか?名前が無いのは、悲しいので、どうなったかず〜と、気になってるんです。教えて下さい。もちろん、クラリベルも忘れてません。 しかし、楽しい論戦ですね。このままだと、「問題の一夜」は無いでしょうね。トムの中では、抱きつくかキス止まりで、結婚式ですね。デートすらなし、美術館とか施設だとかには、目立ち過ぎて行けないだろうし、せいぜい、お庭の散歩(エミール君としてた、日向ぼっこみたいな)が良いとこでしょう。何と言っても権力者ですから、護るべきとこは、護ってもらわねば、合意の上でも余所から見れば・・でっせ、おハルさん。しかし、道程は遠いです。皇帝陛下に、結婚を決意してもらう会の発足が必要かと・・・。外堀からじわじわと、皇帝は、義務として結婚すべきと、周り中(メンバー)から催促され追い込む。その上で、「昔言ってた理想の女性、近くにいますよー」と、ブラックキルピーが、悪魔の誘惑(穏やかな微笑み付きで)、意識し始めたら、メンバー総出で、否応無く日取りまでまで決めてしまう。ヒルダさんには、エバさん当たり(ヴェストパーレ男爵夫人の方が良いかな?)が、「尊敬・敬愛それって、好きてことでわよ」とか、言って、その気にさせる。無理矢理な乙女的設定です。笑って下さい。 ちなみに、メンバーは、ロイエンタール以外です。(エルフリーデと、真珠夫人ごっこやってて下さい。たわしコロッケで)さりざわ様の愛はバキューン・塩の柱や猫屋様の短編を拝読した後では、壊れたロイさんしか、頭に浮かんでこないんです。つい、シリアスな場面でも、笑いが込み上げてしまいます。これから、どうしましう・・・。涙涙 |
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『フロイデンの蝶』はもはや見本誌すら、印刷物としては残っていないのです。猫自身が、MS-WORDの原稿をPCで参照しながら、他の原稿を書いている状態です。「星を仰ぐもの・上」も昔委託に出した時の見本誌で、かな〜りなぼろぼろ状態のものが1冊残っているだけなので…… 『木漏れ日……』は早くてこの冬。年末の発行予定です。発行が決まりましたら、このHPでお知らせします。 アレク以外のラインハルト/ヒルダの子供たちと、キルヒアイス/アンネローゼの子供たちで『Twin Milkyway』やその他の短編に出てくるのはすべて『銀の砂』さんの設定によるものです。ラインハルトの長女になる第2子のクリスティアーネ、キルヒアイス夫妻の長女クラリベル、そして二組の双子……すべて。 双子の名前はついに付かずに終わっています。ローエングラム家の双子については、ラインハル子を『アンネリーゼ・ラインヒルト』、ヒルデガル太を『フランツ・ヒルデバート』という名前にしてはどうか、と南秦広さんに提案してみたことがありますが、「それもおもしろいかも」で終わって採用には至らずです。キルヒアイス家の二人については適当な名を思いつかず、提案までにも行きませんでした。 ロイエンタールは、ヤン・ウェンリー以外では唯一、政戦両面でラインハルトに対抗し得る人物と思っているのですが、ギャグになるとどうにもこうにも崩壊路線をまっしぐらに突っ走ってくれます。他のキャラではここまで遊べないのですが、どうしてロイエンタールだとこうなってしまうのか……我ながら不思議です。そうか、たわしコロッケは真珠夫人だったのか―――実は始めて知りました(なんだかな ^^;;;)。 |
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>黒狐単独でも、帝国の要人を狙ったテロという手段もあり得るわけですから。 利用できるものはなんでも利用する、そして使い捨てにできる(息子)黒狐ですしね。まだ追い詰められていない『神々の黄昏』前なら、帝国の侵攻を遅らせる為にありとあらゆる謀略を仕掛けてきそうです。未だ経済力は保っているようなので、経済戦争でしょうか?ラインハルトの側近(の家族)へのテロ、旧門閥貴族を焚きつけての小規模な反乱(海賊行為)?小さなことからコツコツと、いくつも重ねていけば、ラインハルトの足に絡まる雑草程度の妨害にはなるのではないでしょうか? >同盟側の問題は、政治家の不在とそれに伴う『戦争に勝つための政治的な主導』の不在 >ヤンの側も原作よりも少しく多めのハンデが必要にはなるでしょう。 『神々の黄昏』で、半世紀の惰眠から目覚め、トリューニヒトに代わって陣頭指揮をとったアイランズ国防委員のような存在が、もう少し早く出現していたら。トリューニヒトを一時的にでも排除できていたら…それだけでも、ヤンは随分楽になりますよね。後は、亡命貴族あたりに、まともな指揮官がひとりでもいてくれれば。 帝国側の指揮官(准将・少将クラス)を、まとめてテロの標的にすることで、『神々の黄昏』に参加不可能にする。艦の制御装置・通信ネットワークに対するウィルス攻撃(ひとつでも異常が見つかれば同型艦を全部チェックする必要がでてくるので、これによる将兵・工廠の疲労)…ただ、どんな方法をとっても、それは『一時的』な優位しか作れない。その『一時的』な優位を、ヤンがいかに『勝利』に結び付けるか…ラインハルトの命は、キルヒアイスが存命であるため使えず…結局思考の迷宮に逆戻りです。 >物語を紡ぐ立場からの最大の難関があるとすれば、ヤン・ウェンリーその人です。 ヤン自身も自分をわかってない。わからない、分析できないところを、良しとしている雰囲気を感じます。敵、味方、あらゆる人を、観察者の目、それも、後世の歴史家という「結果」しか認めない冷厳たる観察者として、分析できるヤンにとって、自分は、絶対に分析できない、また分析できない存在でありたいと望んでいるような……ある意味、ヤンは読者側に立つ……書いてみて、よけいにわからなくなりました(笑) >親友がナンバー2というのは許せないが、血統上の後継者がナンバー2なのは許す 親友=「誰でもなり替わることが許される」のが、否定の根拠ではないでしょうか。血統上の後継者なら、替わることができる者は、限定されます。 でも、やっぱり『仲人オーベルシュタイン』は、勘弁してほしい(笑)では。 |
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ヤンと黒狐が連携し得たかと言えば、これはあるいはあり得たかも知れません。実際、そのテーマでIF本を書いておられる方もいます(「突発趣味なんです」さんの新・銀河英雄伝説未練本)。ただ、帝国軍の侵攻前という条件ではいかんせん、時間がない。ヤンが帝国軍の侵攻を食い止めた後なら、大いにあり得るとは思えます。その場合も、地球教の干渉という問題は出てきますが。 テロ(LIC)の本質は、統治システムの不安定さを一般市民に印象づけることで、統治システムへの不信を植え付けることにあるとされます。とすれば、黒狐による社会の攪乱は、帝国の征服ゆえにフェザーンの社会が崩壊した、あるいは崩壊しつつあるとフェザーン市民に思わせ、帝国軍の支配を揺るがせるという状況を作為するために展開されると想定した方がおもしろくなりそうですね。コンピュータ・ウィルスや、帝国軍の中下級指揮官への攻撃というのも手段としてはあり得そうです。 アイランズ国防委員長が健在で、トリューニヒトの存在を排除できている間なら、戦場での優勢を戦争の『優勢勝ち』あるいは『引き分け』に結びつけることは不可能ではないでしょう。そのためには、ヤンは戦場で優位を確保せざるを得ないのです。戦場で優位であってこそ、黒狐との連絡・連携もあり、フェザーン回廊からの帝国軍の排除も可能でしょう。トリューニヒト氏の支配力の強固さから見て、残念ながら帝国軍の侵攻前に、彼を排除するのはまずもって無理と考えるべきと思えます。 結局、仰るとおり、最大の課題は戦場で、いかにしてラインハルトとキルヒアイス、さらに双璧までを揃えた帝国軍を撃破するか、というところに集約されます。ラインハルトとキルヒアイスが同じ戦場に出迎えては、ヤンといえども勝算は極小となる。故に、ラインハルトとキルヒアイスは、一時的にでも離間されねばならない。あるいは、ラングなどの小物の蠢動あり、オーベルシュタインのナンバー2不要論あり、黒狐の蠢動、トゥルナイゼンらの中堅指揮官の功名心、さらにはキルヒアイスにとってのアンネローゼの存在、ユリアンの機転が功奏して消去された弁務官事務所のコンピュータの記録、ヤンがイゼルローンに残したトラップ等々、舞台装置には事欠きませんが、それだけにまとまりをつけるのは実に大変そうです。また、その中でラインハルトとヒルダを接近させていくのも忘れてはなりませんし(笑)。 もし、猫が『ヴァーミリオンまで』を書くとすれば、物語は第2巻、救国軍事会議による軍事クーデターにまでさかのぼる必要があるな、と思います。 ヤンの政治的・軍事的識見、および個人としての性行はある程度、自分でも分析してみてはいます。あくまで「巻き込まれたもの」として、「まあ、しようがないか」と思うと同時にそれを客観視する歴史家として側面。軍事・政治の当事者として困難を極めた課題への高揚を押さえきれない政戦略の天才としての一面、そしてもう一つが自身の行為によって生み出される巨大な犠牲に恐怖しつつも、それに直面しようとする生真面目な個人としての一面。さらには、もう一面、あきれるほどの私欲のなさ、自らの生命に対しても淡々と執着しない側面。これらの複合した複雑な性格を、ただ一人の人格の中に収容していたのがヤンだと思っています。 猫の分析は表層だけの浅いもので、それらの性格が何故に形作られてきており、ある状況下に置かれたときにどのような反応を示すものなのかが分からない。それがヤンを書けない最大の理由なのだと思っています。 でも、いつかは書いてみたいですね。 |
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読み込んでいるというか、銀英伝は、ものすごく長い付き合いなのです。かつて新書版(徳間書店)からしか出版されていなかった頃、友人達が、『同盟派』『帝国派』に別れ、それしか話題がなかった状態が5年以上続きましたので(汗)(現在でも会うとその話題が必ず出る…)その当時から、同盟・帝国両方好きと宣言し『フェザーン派』と呼ばれておりました(笑)銀英伝で自分の読みたいジャンルが『政治・軍事・戦略』ものだと気づき、その後、いわゆる『架空戦記』にはまり込み……なので、分析や考察、議論(愛があるもの限定!)は、大好きです!!最近は『再構成』『IF』にときめいております(笑) 妄想というか、愛着あるキャラクターの日常や事件に巻き込まれる様子を想像するのは、楽しいですね。原作に書かれてない、けど、ファンの方が「ありそう!!」と納得するシェーチェーションを語るのは、大得意です(友人達に鍛えられました)が、それを文章にできる筆力が……銀英伝は大好きなので、余計に!自分の適当な文章では書きたくない!でも、語りたい!!……というのが現状です。いわば、銀英熱(笑)にかかっておりますので、ディープな議論が楽しくて楽しくて! 銀英伝の創作は書いておりません。好きすぎて書けないといのが現状です。ずっと温めている(腐ってる?)妄想……原作再構成、IF、『もっと早く(リップシュタット戦役前)にラインハルトとヒルダが出会っていたら歴史はどう変わったか?』……でも、私が書けたとしても、戦略軍事な銀英伝にはならない(おそらく中途半端なラブコメ)=そんなの銀英伝じゃない!というわけで……万が一にも書くことがありましたら、こちらで必ずお知らせします。猫屋様が続編を書かれるより可能性は低い!と思いますけど(汗)では。 |
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ヤンを書くのが難しいから帝国サイド……というわけでもないですが、まあ、この世界にには帝国サイドから入っていったという経緯がありますので、今でも帝国サイド中心です。何より、猫にとっての最大のIFが『もし、キルヒアイスが生きていたら』ですから。 銀英伝から受けた最大の影響……文章を書くという側面においては、ですが……つっぱなした文章を書けるようになったことだと思っています。当事者の視点から、ひたすら熱くなって語るのではなく、第三者からの客観視、もっと極端には『後世の歴史家』の視点から、できごとを描写していくという書き方があるのを知りました。あとはその巧みな比喩ですね。戦闘シーンはどちらかというと横山氏や檜山氏の影響が強いですけれど。 ラブコメ大いに結構ではないですか。猫も短編の大半が「かな〜り恥ずかしいラブコメ」です。 |
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なんか……毎日のように楽しい論争が繰り広げられていますけれど……。同人初心者とおっしゃるTOMさんにはまた感想をいただければ嬉しいとして、奈菜さんが気になる。 コメント拝読しているだけでも、ものすーごくディープに銀英伝を読み込んでいらっしゃる気がするのですが……。 もしかして、ご自身も書いていらしたりするのかしらん?知りたい〜。とここに書いても怒られないかしらん? |
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よろしければ、お願いします m(_O_)m >> 奈菜氏さん 久々にディープな議論ができるのと、掲示板が賑やかになったので嬉しうござる……という猫です。 |
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>誰が敵役、と言えば、これはもうヤンしかいませんね。銀英伝でヤン以外にラインハルトと対抗できる存在はいませんから。 能力値としては、ヤン=ラインハルトなんですが、リップシュタット戦役以降、ラインハルトは『統治者(政治家)』になっています。そしてヤンは『軍人』でしかありません。公開された『木洩れ日〜(略)』を読むに、末期的症状となっている『同盟』を一軍人のちからで何とかするのは、不可能ではないでしょうか?立案ヤン・ウェンリー、実行者フェザーンの黒狐(生きていれば?)による『神々の黄昏』前の謀略・陰謀劇がいちばん可能性がありそう?です。ラインハルト以上に謀略を好まない性質のヤンですが、『政府の命令』であれば、また、『無謀な出兵』を減らすためなら計画をたてることに躊躇はしないでしょう。 >小人たちの妄動は、より大きな災厄を招く上で欠かすことのできないものなのです。 ローエングラム公の陣営(政治・軍事)は、平民や下級貴族出身者がほとんどで、そんな中、『領地のある門閥貴族』は稀で、さらに、側近として遇されているのは、ヒルダだけではないでしょうか?しかも美貌の若い女性が。実態はただの『上司と部下』なのですが、悪意をもってみれば、どんな解釈でも可能です。ヤンは計画しない(性質的にできない)でしょうが、黒狐なら、火種は多いほうがいいとばかりに、マリーンドルフ伯爵家にも手を伸ばしそうです。『Twin Milkyway』のような複合的謀略のひとつ、として。 >目的のために手段を選ばず、ラインハルトとヒルダの関係を推し進める オーベルシュタインが『恋のキューピット』…激しくイヤなのは何故でしょうか(笑)No2であるキルヒアイスと同等の存在として必要とされる『皇妃ヒルデガルド』。キルヒアイスとオーベルシュタインの共同作戦もありえますね。ミッターマイヤーも一緒に頑張ってくれそうです(笑)敵軍相手であれば常勝間違いなしの布陣ですが、相手がね……真面目にならばなるほど、笑うしかないです。 >でも、原作読んだ時、『問題の一夜』二人が『なるようになってしまった』とは思っていませんでした。 あの後直ぐに…は、絶対ないと思います。話をしたのも間違いないでしょう。ただ、私は、ラインハルトが自らを傷つけるような、今までキルヒアイスしか知らなかったミューゼル時代の戦い、今まで自分がなしてきた謀略…ひたすら過去、それも、自分を責めるために、話し続けたのではないでしょうか?ヒルダはそんなラインハルトに反論して、途中からは、むしろ怒らせるように誘導したのでは?聖域、あの二人のラインハルトに対する気持ちを、マイナスに解釈し(予を憎んでいる…みたいな)話してきかせ、徹底的に論破したヒルダに「フロイラインに、姉上の何がわかる!!」「少なくとも陛下よりは理解しております。同じ女性ですから」「ッ……!!権力者に無理強いされた女性の気持ちまで、わかるというのか?」みたいな会話が続き、自分を肯定し続けるヒルダに、嫌われ憎まれるために、押し倒し……でも、ヒルダはラインハルトを肯定し続け…翌日のプロポーズで「ゴールデンパウム王朝の皇帝と同じこと」に拘ったにはそれが原因ではないかな、と。 >キルヒアイスが存命すると、ヤンひとりでは、対等の戦いが不可能になる 致命的なのは、同盟側の『政治家』の不在です。軍人と政治家を兼任できる帝国陣営と違い、同盟は分業制?軍人にはそれなりに有能なひとはいますが…政治家が……。難しすぎますね。それでは。 |
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まあ、少なくともラインハルトやキルヒアイスを危地に陥れることは、必ずしも不可能ではなく、その結果としてラインハルト自身、あるいは同行していたヒルダの身に危険が及ぶということもあり得ないことはないとは考えます。黒狐単独でも、たとえばシルヴァーヴェルヒを爆殺したり、ボルテックを獄中で暗殺したり、あるいは『ルヴィンスキーの火祭り』などといった、帝国の要人を狙ったテロという手段もあり得るわけですから。 同盟側の問題は、政治家の不在とそれに伴う『戦争に勝つための政治的な主導』の不在である以上、一軍人が戦場でそれを挽回しようとしても無理でしょう。でも、原作でもヤンはそれを何とかしようとして、何とかしかかったわけです。ただ、キルヒアイスが生きている場合、ラインハルトは政治家として政戦略に専念し、軍事の総指揮はキルヒアイスに委ねることも可能です。この点で、ヤンは原作以上の困難さと直面することになるわけですが……ただ、『その為人、戦いを嗜む』のラインハルトが、ヤンとの直接対決を前にフェザーンやガンダルヴァ宙域で帝国軍の総指揮に専念するという状況は考えにくい。むしろ、キルヒアイスだけを従え、ヴァーミリオンへ赴くというのがラインハルトらしいと思えます。 ヤンとしては兵力の決定的不足、それを指揮する信頼し得る指揮官の払底、準備のための時間の不足……と不足ばかりでどうにもならないわけです。かつ、キルヒアイスがラインハルトと行を共にした場合、ラインハルトが戦術上の誤謬を冒す可能性が極小のものとなるという困難さまで加わります。そうだとすると、物語を物語として成立させるためには、ヤンの側も原作よりも少しく多めのハンデが必要にはなるでしょう。ラインハルトがキルヒアイスという最強のカードを残している以上、そういうハンデを彼に与えたとしても不公平の誹りは受けまいと思います。 物語を紡ぐ立場からの最大の難関があるとすれば、ヤン・ウェンリーその人です。表面は非常に描きやすい人ですが、内面が非常に難しい。矛盾の人と言われる所以でしょう。ゆえに、これまでヤン・ウェンリーを正面から描いてこなかった、いえ、描けなかったとも言えます。今後も書けるかどうか、まるで分からないところです。 >>目的のために手段を選ばず、ラインハルトとヒルダの関係を推し進める > オーベルシュタインが『恋のキューピット』…激しくイヤなのは何故でしょうか(笑) そうではあっても、何故かこの蓋然性が高そうに思えるのは……何故でしょう(^_^;; 親友がナンバー2というのは許せないが、血統上の後継者がナンバー2なのは許す、というのがオーベルシュタイン氏の持論のようですので。原作でも真面目に結婚を勧めていますしね。 |
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>ではキルヒアイスの死なくしてラインハルトとヒルダの恋愛?があり得たか……となる難しい問題になります。 というか、この問題を正面から論じた二次創作や考察で納得のいくものを読んだことがありません。あの二人が恋愛に進展しない理由だけは思いついたんですが……そこから、二人を動かすために、まさか銀河災害、『神々の黄昏』クラスのイベント、が必要だとは(汗) 誰が敵役を演じられるのでしょうか?ラインハルトを的にすると、ヤンレベルの敵役がぞろぞろ必要になり、帝国陣営からも相応の将官を戦死させてしまうのはまずいので、標的はヒルダ?つつくとしたら、マリーンドルフ伯爵家が旧門閥貴族からみた裏切り者で、悪意をもってみればヒルダはラインハルトに身を売ったと思われかねない厚遇(経験もない若く美しい女性がいきなり「首席秘書官」なんて見る目のない小人からしたら嫉妬してあたりまえ)を受けていることに対しての悪意ある密告?……でも、これだけでは、個人攻撃で、どんなに大きくても惑星災害レベルで終わりそうです(悩) 『問題の一夜』ラインハルトは、ヒルダに弱音を吐いて甘えた…そのとき、ふたりの関係は、「恋」をすっとばして「愛」に…全く自覚できなかったにせよ…成ったのだと思います。「恋」が、お互いをだたひとつの存在として認めるものであるなら、「愛」は、お互いを認め合いながら支えあっていくものだから。最も、異性としての「愛」ではなく、「家族愛」で。 ヒルダは一人っ子ですが、キュンメル男爵という「病弱な弟」をもつ姉、ラインハルトは、アンネローゼという姉とキルヒアイスという兄(精神的には)をもつ末っ子の弟。「可愛くない」と思っているヒルダですけど、あれほど偉大な独裁者であるラインハルトの「少年の感性」を守ろうとした様子からみて、かつてアンネローゼが与えていた「愛(姉として弟に対する)」は、しっかりと胸の内にあったのではないでしょうか。 でも、ここまで分析できても、本人たちの、あと一歩、自覚するためのあと一歩が……二度とただの上司と部下に戻れない、家族はそんなことをしない、ああいう関係……だったと思います。 ギャグにするなら、酔った勢いとかロイエンタールの買った媚薬が…で、男女の仲にしてしまえばいいんですけど(笑)それでは。 |
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誰が敵役、と言えば、これはもうヤンしかいませんね。銀英伝でヤン以外にラインハルトと対抗できる存在はいませんから。『リップシュタットの晩鐘』でリーフェンシュタール子爵、『Twin Milkyway』ではノイエシュタウフェンベルク男爵に、それぞれ敵役を務めさせましたが、いかんせん力不足です。あとは辛うじてロイエンタールでしょう。猫屋版銀英伝では、『木漏れ日と遠き日』が終わった時点でまだ『神々の黄昏』の前なので、もし、ラインハルトとヒルダの関係に決着をつけるような話にするとすれば、ヤンに絡んで貰うしかないだろうな、とこれは妄想(そう言うのをこれから書くという宣言をしているわけではないので、悪しからず(汗)。 小人たちの妄動は、より大きな災厄を招く上で欠かすことのできないものなのです。旧門閥貴族残党の恨み、たとえばハイドリヒ・ラングや、小人と言ったら気の毒ですがトゥルナイゼン、グリルパルツァーなどの功名心に逸る中堅将官たち、そしてナンバー2不要論のもとにキルヒアイスの存在を危険視するオーベルシュタインなどの動きが複合すれば、思いもかけぬことが起こりえるかも……特に、『神々の黄昏』のような大軍事作戦の最中では。逆に、キルヒアイスとアンネローゼが絶対的なナンバー2となることを危惧したオーベルシュタインが積極的に……と言うか、目的のために手段を選ばず、ラインハルトとヒルダの関係を推し進めるなどということも、まあ、ないこともないでしょう。 ただ、ラインハルト、キルヒアイスが共に存命なら、ヤンとしても簡単にはヴァーミリオンには持ち込めないでしょうし、田中先生が『いずれにしてもキルヒアイスは途中で死ぬでしょう』と言われていたのは当然です。彼が生きていては、ラインハルトとヤンの互角の戦いはほとんどあり得ないですから)。 原作により近い世界なら、やはりロイエンタールしかいませんね。ロイエンタールの叛逆は余りにもあっさりと終わってしまったので、ちょっと不満と言えば不満なので。 > かつてアンネローゼが与えていた「愛(姉として弟に対する)」は、しっかり > と胸の内にあったのではないでしょうか。 これはYESであろうと思います。でなければ、いくらなんでも『問題の一夜』はないだろうと思いますし。実際、「なんでいきなりそうなるの?」という声も、よく聞くところです。原作では、ヒルダはキルヒアイスだけでなくアンネローゼの存在に代わるものとして描かれているように見えます。ラインハルトの精神上の共同体、精神の共振器としてのキルヒアイス、そしてラインハルトの唯一の保護者、彼を愛する者としてのアンネローゼという視点から見れば、後者の面が『問題の一夜』で強く表れたのだと理解することができます。 でも、原作読んだ時、『問題の一夜』二人が『なるようになってしまった』とは思っていませんでした。実際は一晩中、ラインハルトがヴェスターラントのこと、キルヒアイスの思い出、アンネローゼへの想いを語り続け、ヒルダがずっと聞き役をしていたんじゃないか。その挙げ句に胸のつかえの下りたラインハルトが帝国の未来について語り始め、二人して人類の将来についてディスカッションを続けてしまった……など。新婚旅行に出かけた二人が徹夜で戦略シミュレーションを戦ってしまい、翌日、連絡を取ってきたロイエンタールにラインハルトが「昨夜は彼女に相手をさせて一睡もさせなかった」と言って、ロイエンタールを狼狽えさせる、などいう話を昔書いたことがあるので、発想がついそういう方向へ向いてしまいます。 > ギャグにするなら、酔った勢いとかロイエンタールの買った媚薬が…で、男 > 女の仲にしてしまえばいいんですけど(笑)それでは。 これは面白いのでいずれギャグのネタにさせて頂こうか、と。(^O^) |
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こんばんは。「乗り越えねばならない障壁がないのが逆に障碍になる」までは、考えましたが、そんなふたりを意識させるために、イベントが必要とまでは、思いつきませんでした。しかし…あの、政治・経済・軍事上では最高のカップルが、どうしようもなくなるようなイベント…銀河系規模とまではいきませんが、最低でも惑星規模レベルの大騒動になるのではないでしょうか?巻き込まれる周囲は大変でしょうね(他人事・笑) ただ、ヒルダとラインハルトは、原作でも関係が進展するごとに歴史上の事件が必要でした。出会いのためにリップシュタット戦役が、秘書官として必要とされるためにキルヒアイスの死(重体)が、プライベートにかかわるために皇帝誘拐事件が、わがままを言ったのは、神々の黄昏でヒルダがラインハルトを救った時でした。公務上とはいえ失いたくないと思わせたのは、キュンメル事件、問題の一夜には、皇帝暗殺未遂が……これは、やっぱり、神(作者)様も、ここまでしないと進展させることができなかったということでしょうか?…キルヒアイス健在だと本気でイベントが必要ですね(汗) ヤンとフレデリカをはじめ、同盟側のカップルは、恋愛や結婚に全く「政治」が絡んできません。だから同盟は「ほのぼの」「まったり」とした…紅茶のような(時にブランデーが入った大人の味になりますが)恋愛話で想像がつきやすいです。 反対に帝国側は、コーヒーのイメージです。カフェオレな疾風夫妻とかごく少数を除けば、苦味があって……子供向けじゃないですね。それでは。 |
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皇帝、あるいはいずれ皇帝になるべき人物なのですから、その人生の転機たるべきイベントが惑星災害(プラネット・ハザード)クラスになるのは当然ではあろうと思います。ラインハルトの場合は、もはや惑星災害(プラネット・ハザード)を超えて、銀河災害(ギャラクシー・ハザード)レベルまで行っていると信じますが……『問題の一夜』は、彼にキルヒアイスを失わせしめた自らの罪を思い起こさせたイベントでした。ヒルダには気の毒な面もありますが、彼女は失われたキルヒアイスを代償する存在として、ラインハルトに求められたとも言えるわけで、ではキルヒアイスの死なくしてラインハルトとヒルダの恋愛?があり得たか……となる難しい問題になります。 さて『問題の一夜』ではありますが、あのとき、『14階のスィート・ルーム』を訪れたのがヒルダでなかったとして、果たしてラインハルトが「今夜は一人でいることに耐えられない」という、あの弱音を吐いたかどうか。たとえば、ロイエンタールが訪れたとすれば、ロイエンタールは黙って酒の相手をしながら冷たい視線で『我が主君』を観察しただろうし、そもそもラインハルトがロイエンタール相手に「今夜は予を一人にするな」などと言うはずもない。むしろ「どうした、ロイエンタール。予がこの程度のことでうろたえるを見て、乗ずる隙ありとでも認めたか」などともっと挑発的な言辞を弄していたかも知れない。ミッターマイヤーやシュトライトなら、そもそも室内に入れなかっただろう。ヒルダだったからこそ、室内に招じ入れ、かつ、あのような弱音……ほとんどむき出しの本音を吐いてしまった。そこにはラインハルトのヒルダへの甘え……もはや、アンネローゼですら彼の甘えを許してくれなかったという環境下で、ヒルダを唯一の擬似肉親的な相手として認めていた……これが恋愛感情と結びつくかどうかは別として……ことを示すものだと思うわけです。イベントはきっかけで、まあ、ラインハルトは無意識のうちにヒルダを我が肉親……あくまで擬似的なものではあっても……と意識するようになっていたのだろうな、と思います。 結論は、キルヒアイスの死なくとも、いずれラインハルトはヒルダの存在を意識するようになったとは思えるわけです。ただ、その自らの思いに気づかせるためには、やはり銀河災害(ギャラクシー・ハザード)レベルのイベントが必要なのは事実なわけでありまして……となれば、これは『神々の黄昏』のような大きな戦いというものを考える必要があります。逆に言えば『神々の黄昏』を前提とすれば色々と大きなイベントというものも考える余地があるということになります。この辺、猫のような同人作家の食指をそそる点がかな〜りあると言えます。 ……今のところ、『木漏れ日と遠き日』以後は書く予定がないのですけれどね。 |
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こんにちは、郵便届きました。ありがとうございます。これから、拝読したいと思っています。 えー、理解のない旦那とは、こういった、創作物・幻想世界には、価値が無い、と言い切る人です。トムは、SF・FTすきな人。何と言っても、視聴番組では、高校講座・語学番組・現実的な番組お も・・・なんてのを、楽しんでるんです。結構忘れてる事も有るので、実はトムも見ているんですが、新たに発見された歴史などもあってかなり楽しめますが(昔と違う事言ってる場合が有ります)・・・。市販されてるハリポタでさえ、読んで何になると言い切りますから、信じられない価値観の持ち主です。EQ値が、かなり低いと・・・。まッ、良いとこも有るんですが、ちなみに、旦那のヨイショもしておくと、昨年、仕事のついでに、ゲバントハウスで夏の交響曲ライブで聞かせてくれました。あれです、マーラーです。行く前に、思いっきりドイツ語勉強させられたけど、すぐ忘れるけど。あの頃はまってたら、もっと楽しく聞けたのに、タイミング悪すぎ。とりあえず、これから拝読いたします。 では、 |
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実は、創作・SF・ファンタジーと現実の境目はそれほど厚いものではないのではと思いますけれど(^_^A 「あら、マリラ、この世の中が目で見えるのと全然違ったようであるって考えるのって素敵じゃない?」 「この世の中は神様が作った物だよ、アン。それと全然違ったようなものがあるなんて考えるのは間違ってるよ」 ……なんて会話を想起してしまいました。 また、正岡子規が俳句や和歌の研究に没頭するのに腹を立てた同郷の法学部学生が、『正岡に与する者は我が郷党を滅ぼす者ぞ!』と叫んで、松山藩の寮内を叫んで歩いたというエピソードも連想しました。 いずれがよし、いずれがダメというのではなくて、価値観は色々であり、価値観が相違しているからといって相手を『悪の枢軸』と非難ばかりしているのでは社会は成立しないなというほどの意味です。でも説得は簡単じゃないので、まあ、正面から衝突せずに済むならそれに越したことはないわけで――― 猫は昭和近代史から明治の近代史が大好きで、学生時代からその後しばらくはそのあたりの本を読んだり、映像を見たりしていました。その結果、『で、なんでそうなったのか』と考え出したあたりから、オリジナルの創作を始め、たまたま手にすることになった銀英伝に『で、なんでそうなったのか』の思いの一つの完成形を見たことで、この物語にはまることになりました。今も、SF/FTの類よりもマニュアル/ドキュメンタリ/コンピュータ系の解説書を読む時間の方が遙かに長いです。 楽しんでいただければ非常に幸いです。 |
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こんばんは。「木漏れ日と遠き日」に、ヒルダの出番があるとしって安心しました。ふたりの会話もあるのですね!ものすごく楽しみになってきました!! キルヒアイスとアンエローゼについては、著作の中で語られる、もしくは行間を読みこむことで、「同意」について推測?できるのではないか、と期待しています。 もうひとつのカップル、ラインハルトとヒルダですが……「真面目に語ろうとすればするほど笑い話になる」のは、どうしてなのか?それは、ふたりの間に、全くといっていいほど障害がないからではないでしょうか? 外見(ラインハルトと並んでも見劣りしない美貌)、中身(首席秘書官、後、幕僚総監として才能を発揮)、身分(旧門閥貴族・伯爵令嬢)、外戚(兄弟姉妹なし・従兄弟は病弱、父は温厚篤実で身内に権力欲のある者なし)。大多数の人間が、ふたりのロマンスを待ちわびている状態です。ぶっちぎりの皇妃第一候補……でも、当人同士に自覚なし…キルヒアイスとアンネローゼが、慣れない「恋のキューピット」をしたくなるのも無理はないでしょう。でも、そんなおせっかいにすら気がつかないような(笑) キルヒアイスと3人で食事の予定→残業(嘘)でキルヒ欠席、ふたりっきりで食事をさせる→ロマンティックなレストランで、無味乾燥な政治歴史討論に夢中なるラインハルト・ヒルダ(何も知らない人から見れば恋を語る恋人同士)→同じレストランにて女連れで食事していたロイエンタールと夫婦ラブラブなミッターマイヤー、二人を目撃、誤解しかねない単語が耳に入る→後日、元帥府に流れる噂→高まる周囲の期待→しかし当人たちは何も知らず……あれ?進行、しませんね(遠い目) ついつい妄想を書いてしまいました(汗)それでは。 |
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乗り越えねばならない障壁がないのが逆に障碍になる、これはラインハルトとヒルダの関係においては言い得て妙と言うべきでしょう。この点では、アンネローゼとキルヒアイスの関係とは全く逆です。ヤンとフレデリカについても、私的レベルでは乗り越えねばならない障壁は少なかったとも言えるけれども、公的にはラインハルトという途方もない障壁があり、故にヤンがヴァーミリオンの直前に清水の舞台から飛び降りてしまった……と。ヤンが……比較の問題ですけれど……ラインハルトよりは『普通の』男性だったという事情もありますし。 淡々と時を過ごしてしまっていけば、周囲がどう騒ごうと画策しようと二人は永遠に帝国宰相と秘書官、あるいは皇帝と皇帝付き秘書官等という立場を維持し続けそうです。何もなければ。 では、何か壁というか、両者に互いを意識させる……単なる上司と首席秘書官という立場ではない存在としての……そういうとんでもないイベントを起こさせれば宜しいということになりますね。政治的、あるいは軍事的によんどころない状況が発生して、ヒルダに婚姻の話が持ち上がるとか、あるいはラインハルトがどうしても正式に、しかし、形式的な儀礼として正妃を迎えねばならないようになるとか……互いを、それも彼らの最も得意とする政治・経済・軍事上の状況から失いかけ、『やむを得ない……』と思った瞬間に『はっ』と気づく等々。面白そうなテーマなので頭の隅っこにメモっておきましょう。 |
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