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Lebensreise バーミリオン、遙かなり 終わりの始まり
(der Anfang vom Ende)
乱離の路
(Die Strasse der chaotischen Verbreitung)
発行:2012年5月4日
スーパー・コミック・シティ21
発行予定:2012年8月10日
コミケット82
表紙+挿絵は南秦広様
発行予定:2013年8月10日
コミケット84
表紙+挿絵は南秦広様
発行予定:2014年8月16日
コミケット86
表紙+挿絵は南秦広様
『浪高し、バーミリオン』がまだシノプシス段階であり、2012年5月は短い再録集を、と考えましたが、再録できるものが2本しかなく、2本を新たに書き下ろしました。『上着の行方』は以前にペーパーの裏側におまけとして書いたものです。書き下ろしの2本は、帝国軍とグレーチェンによる、軍隊の人的リソースへの考察(笑)に関する一編と、ガイエスブルグの惨劇でのキルヒアイスの死にまつわる、帝国を揺るがす一大陰謀に関する一編になります。
合計68ページの予定。
グレーチェン・ヘルクスハイム・シリーズの前作『血染めの宇宙』末尾で和平交渉への端緒を掴んだ帝国と同盟ですが、両国が簡単に平和共存への道へ進むには、余りにも『歴史の慣性』と言うものが大きすぎたのかも知れません。詳細な構成は未定ですが、第一部『フェザーンの和約』、第二部『グレーチェンの旅』、そして第三部『バーミリオン、遙かなり』の概ね三部構成となるのではないかと思っています。無論、三部構成と言っても一冊の中身が大きく三部に別れるという意味ですので、さらに三冊書くつもりではありませんので、ご了解のほどを。OAV『奪還者』の時、10歳の少女だったマルガレータ・フォン・ヘルクスハイマーことグレーチェン・ヘルクスハイム。彼女が再びジークフリード(キルヒアイス)とラインハルトに再会できるのかどうか……長い彼女の旅の、ひとたびの終わりが訪れることになるでしょう。 バーミリオン会戦直後から、ラインハルトの戴冠前後までの数ヶ月のエピソードとなり、【伝説の時代の終わり】シリーズ(になるかどうかはまだ不明)の第一作となります。

章一:会談
章二:病院にて
章三:狼犬<ヴォルフスフント>
章四:戴冠と罠


シュミットバウアー・シリーズ、グレーチェン・ヘルクスハイム・シリーズの設定をそのまま引き継ぎますが、「Twin Milyway」には直接的にはつながらない内容のシリーズとなります。グレーチェン・ヘルクスハイムは引き続き登場しますが、主人公役はキルヒアイスとなると思います。今回は、終わりを見定めずにシリーズを見切り発車してしまいます。

舞台は原作飛翔編から落日編までを目処としていますが、かなりオリジナル設定の多い内容となる見込みですので、予めご注意くださるようお願いします。

『終わりの始まり』を引き継ぎ、原作『飛翔編』をカバーする予定の一巻。

第一章 新皇帝戴冠
第二章 キュンメル事件
第三章 シュミットバウアー文書
第四章 襲撃者
第五章 ある戦傷療養者の肖像
第六章 新たなる路へ
第七章 休暇は終わりぬ


まずは下記にて登場人物の紹介と、第一章、第二章の立ち読みをどうぞ。

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