[HOME ]

<<PreviousNext >>

Star Gazers
星を仰ぐもの(上)
Star Gazers
星を仰ぐもの(下)
Flugel der Sterne
星の翼 
落日の弔歌

帝国暦484年、大佐に任じられたラインハルト・フォン・ミューゼルは、重巡航艦『ノルデンZ』艦長としてイゼルローン要塞へ赴く。若すぎる艦長として彼を白眼視する『ノルデンZ』のベテラン搭乗員たちに、キルヒアイスは一枚のヴィデオ・ディスクを武器に立ち向かった(ここまでは『マイムマイム』の内容)。
彼らを心服させ、『ノルデンZ』を指揮してイゼルローン回廊を駆けめぐるラインハルトに、帝国軍はある命令を与えた。不可能ととも思えるこの命令を敢えて受け、ラインハルトは僅かな味方と共に同盟領へ侵入する。一方、帝国軍の動きを察知した同盟軍は、アップルトン中将麾下の第八艦隊主力を出動させる。この時、全くの偶然から、アップルトンの幕僚団の中にヤン・ウェンリー少佐が紛れ込んでいた。
アスターテに先立つこと三年。互いの存在を知らぬままに、ラインハルトとヤンはヴァンフリート星系で知謀を競うことになる。

再版分も残部がなくなりましたので、通販を停止します。
帝国暦484年10月、再戦を期し、ラインハルトは僅か数十隻の僚艦を率いてヴァンフリート宙域へ赴く。『味方には一兵の損失もなく、5000余の味方を救い出す』…豪語するラインハルトに、彼を嫉視するフレーゲル男爵が策謀を巡らし、前回の作戦で彼を取り逃がした同盟軍もまた第八艦隊一万隻以上を動員し、ヴィンフリート・フォン・リーフェンシュタール以下5000の将兵が孤塁を守るヴァンフリート七‐四基地を包囲していた。そして、ヤン・ウェンリー中佐もまた、第八艦隊の幕僚として戦場へと向かいつつあった。
銀河の覇権を賭して相争うことになる二つの巨星、ラインハルトとヤンは、互いの存在を知らぬままに、再びヴァンフリート宙域で相まみえようとしていた。

ヨハン・クレメンツ・フォン・シュミットバウアーは、親友であり妹の恋人であるヴィンフリートを救わんがためにラインハルトと手を携える。しかし、その一方で、ラインハルトに対するゴールデンバウム帝室に対する将来の禍根としての視点を揺るがせようとはしていなかった。
残部極少につき、2008/7/21をもって通販を停止します。
コミケット67での『銀の砂』様 15周年記念本への投稿作品『15歳の思い出』続編。帝都オーディンの晴眼帝記念帝立女子学院高等部に入学したヒルデガルト・フォン・マリーンドルフの、一五歳の時のささやかなエピソードを、彼女の一人称で淡々と綴ります。ラインハルトやキルヒアイス、彼らの周囲の人々の影もちらちらと見え隠れしています。
--------------------
学校の歴史の教科書を読んでいると、時々、どうしてこんなに歴史をつまらなく書けるのか不思議に思うことがある。
晴眼帝陛下の即位にまつわるエピソードだけれども、帝国史の教科書にはこう書いてある―――マクシミリアン二世陛下、別名晴眼帝と称される。叛徒鎮圧部隊派遣に伴う帝都の混乱の収拾での功績で、フリードリヒ三世陛下の二人目の皇子であったマクシミリアン・ヨーゼフ殿下が即位された―――とたったそれだけ。ジークリンデ皇后のことも、ミュンツァー司法尚書のこともほとんど書いていないし、晴眼帝を継がれたコルネリアス一世陛下の親征のことにしたって―――コルネリアス一世陛下御自らが艦隊を指揮あそばされ、叛徒に一大鉄槌を下し給わった……だって!。

--------------------
残部極少につき、2008/8/4をもって通販を停止します。
3つのテーマ
  1. 銀英伝世界での大規模艦隊決戦を描くこと。併せて、銀英伝世界の地勢とリップシュタット戦役の謎を整理すること
  2. キルヒアイス/アンネローゼ/フリードリヒ四世の関係を整理すること
  3. フリードリヒ四世逝去前後の事情を再考察すること
正式タイトルを『落日の弔歌』に決めました。
外伝IIIの前、『星を仰ぐもの』直後から原作本編I「黎明編」のアムリッツア直後まで、原作とその中での人間関係のディテールアップを中心とする第一部。皇帝フリードリヒ四世急死によって引き起こされ、最終的にリヒテンラーデ‐ローエングラム枢軸による新無憂宮掌握に至る、流血なき宮廷クーデターを描く第二部から構成されます。ラインハルト、キルヒアイス、アンネローゼの三人を中心に、フリードリヒ四世、リヒテンラーデ候、フレーゲル男爵他の門閥貴族、そして狂言回し役としてのヴィンフリート・フォン・リーフェンシュタールと、ゲルタことコルネリア・ゲルトルーデ・フォン・シュミットバウアーが登場します。


詰め込んで140pの長さ

2014/05/03 再版
2004年8月14日『コミケット66』にて発行
表紙+挿絵は南秦広様
2005年5月4日
スーパー・コミック・シティ
表紙+挿絵は南秦広様
2005年8月13日
コミケット68にて発行
表紙+挿絵は南秦広様
2006年3月12日
特にイベントはありません。
表紙+挿絵は南秦広様
主要登場人物
1.殺人事件の解決は将官への道を拓いたか?
2. ヴァンフリートは戦略的要衝の夢を見る?
3. 螺旋迷宮な回廊出口その1
4. 螺旋迷宮な回廊出口その2
5. 光には影が伴い、闇によってさらに輝きを強める
6. 光陰矢のごとし
7. 銀河錬金術師伝説
1. コルネリア・ゲルトルーデ・フォン・シュミットバウアー
2. ヤン・ウェンリー大佐
3. オリジナルキャラクターズ
.1. 一体誰が話しているのでしょうか
2. 学食にて
  1. アスターテ会戦の戦略的分析
  2. アムリッツア会戦の戦略的分析
  3. 銀英伝世界の地政学
  4. アスターテ会戦の戦略分析
  5. 第一部完とアムリッツアの食糧難
回廊の戦い pdf 118KB 全文 pdf 1548KB 講義(Kurs) pdf 135KB
印刷はできません
主要登場人物 pdf 91KB
再会 pdf 39KB
老主従
pdf 41KB
虚無の帝王 pdf 66KB
悪夢 pdf 72KB
西苑にて pdf 66KB
アスターテ前夜 pdf 63KB
激流 pdf 69KB
暗闘の始まり pdf 57KB

 ご感想はこちらへ  USF広報室専用談話室

フラット・テキストとAdobe Acrobat(4.0)のファイル(PDF)の2種類で掲載しています。PDFをお読みになるには、Adobe Acrobat Readerが必要です

 [HOME ]